Tenax II outfit

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 テナックスIIは、ロボットの成功に触発されてツァイス・イコンが作り出した135フィルムスクエアフォーマットの速写カメラである。フロントの巨大なレバーが巻き上げレバーだ。トルクはそれほど大きくないので、右手の中指で軽くチャージできる。手動だからロボットのようなスピードは望むべくもないが、訓練すれば秒2コマも可能だろう。シャッターはコムパーラピッドレンズシャッターで、セルフタイマーも装備している。マウント右下の銘板がセルフタイマーレバーだ。

 ファインダーの基本的な構造はコンタックスのそれと同じで、あの棒状プリズムブロックを内蔵し、一眼式距離計ファインダーを実現している。ただし、偏角システムはスーパーイコンタのドレーカイル方式だ。この偏角プリズムはすべての交換レンズとセットになっている。

 交換レンズは4種類が用意された。標準レンズが4cmのゾナーF2とテッサーF2,8で、これに広角オルトメター2,7cmと望遠ゾナー7,5cmが加わる。このうちの幾つかはロボットに供給されたものと光学的には同一のものだろう。ゾナーがあるためか、ビオター2/4cmは用意されなかった。アクセサリとして外付けファインダーやファインダーマスクの他、近接撮影用のコンタメータも準備されていた。

 先にも書いたように、レンズには距離計連動用のドレーカイルプリズムが付属している。これがギア2つを介してヘリコイドの回転に連動しているのだ。このためレンズヘリコイドの回転角は、コンタックスのそれに比べて非常に小さい。なお、同様の交換レンズシステムを採用しているネタックスとの互換性はない。
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Tenax II + Sonnar 4/7,5cm. NEOPAN 400 PRESTO
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by y_takanasi | 2006-01-08 21:41 | Sonnar4/75


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