Meyer

マイヤーは戦前、アストロと並んで写真用望遠レンズの大手だった。その一方でツァイスのルドルフも在籍していたことがあり、マクロプラズマートやキノプラズマートといった、今ではレアな、魅力的なレンズも世に出している。それが戦後になると、東独政府の大きいことはいいことだ政策(?)によってその活動の幅を狭められ、ついにはペンタコン用の安物レンズを大量生産させられるまでに落ちぶれてしまうのだ。とは云っても、マイヤーの実力は侮ったものではない。なにしろその安物レンズの傑作オレストン1,8/50は、大ツァイスのパンコラー1,8/50を押しのけて、全ペンタコンSLRの標準レンズに採用されたのだ。もっともそれは、性能がずば抜けて優れていたからではなく、コストパフォーマンスが高い──つまり性能の割には製造コストが安い──からだったが。
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Canon AE-1 + Primoplan 1,9/58. Tri X
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by y_takanasi | 2007-10-10 09:53 | Primoplan1,9/58


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