カテゴリ:Topogon4/25( 10 )

青鞜

周囲を見渡してみると、ラノベ(ライトノベル)が市民権を得てだいぶ経った。もっとも単語として普及したのがこの十年余りと云うことで、ジャンルとしてはもっと昔から存在していたと認識する。80年代後半からのコバルト文庫とか角川スニーカー文庫あたりだ。当時は少女小説と云うよりも少女まんがの小説版と云った位置づけもしくは認知のされようだったと思う。まんがは描けないがまんがのようなお話を書きたい人たちのレーベルとでも云おうか。今ここでラノベや少女小説の定義をどうこうしたい訳ではないので、詳細には立ち入らない。わたくしがふと思ったのは、日本において表現形式の新風はどの時代でも女性作家から吹くのではないか、と云うことだ。70年代から80年代初頭にかけて、「少女まんが」が単に内容が少女向けと云うだけでは括れないジャンルを創造したことを思い起こす。だがしかし、近代以前となると、傍証は現代日本の萌えとエロの原型百貨店とも云うべき「源氏物語」と、いくつかの日記文学くらいしか思いつかないので、武家政治が女性の物書き活動を妨げたと云うのでもない限りは、この仮説もあやふやなままに終わってしまいそうだ。
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Contax II + Topogon 4/25. Tri X
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by y_takanasi | 2013-06-08 19:27 | Topogon4/25

パタリヤ・パタタ

…というお姫様が出て来る小説がありましてね。
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Contax II + Topogon 4/25. Tri X
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by y_takanasi | 2013-05-01 20:46 | Topogon4/25

ゆきゆき

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Contax II + Topogon 4/25. Tri X
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by y_takanasi | 2013-04-29 20:36 | Topogon4/25

無題

この世界のいたるところにあふれかえる美しさを捕まえることができないのなら
ひととして生きていることにどれほどの意味があるのだろう
あなたの目はなにを見ているのか
あなたの耳はなにを聞いているのか
あなたの手はなにに触れているのか
あなたの鼻はなにを嗅いでいるのか
あなたの口はなにを含んでいるのか
あなたのこころはなにを感じているのか
世界はいずくにもなく
ただここにある
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Contax II + Topogon4/25. ILFORD DELTA 100
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by y_takanasi | 2011-02-17 21:59 | Topogon4/25

や、十月が終わった

検査通院しまくったり色ぼけてたりしてたら10月が終わってた。
なんとまあ、今月は1枚も撮らなかったよ。
あのフィルムはいつから入ってんだろね。
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Contax II + Topogon 4/25. Tri X
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by y_takanasi | 2010-11-01 00:39 | Topogon4/25

てことで

2年ぶりくらいのレイノカイ。
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Contax II + Topogon4/25. Tri X
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by y_takanasi | 2010-07-07 21:04 | Topogon4/25

解像度と云う名の神

 カメラを長く弄っていると、段々と中判や大判にシフトして行く人が割合に多い。わたくしはこれを、趣味が嵩じたのだと見るのではなく、単に老化が進んだ結果だと見ている。つまり、老眼だ。35ミリ判の繊細さに目がついて行けなくなって、同一サイズで比べた場合拡大率の低い、つまり見かけ上より精緻にみえる中、大判に惹かれるのだ。まあ、目が悪くなるのは仕方ないとして、ただ大きいことは良いことだ、と云わんばかりの中、大判愛好家には疑問がある。わたくしはフォーマットの違いは解像度の差ではなく、表現媒体の違いであるということに意義を見ているので、この手の被写体に関わりない中、大判愛好を蔑視する。単位面積あたりの精緻さを求めるこの思考は、つまり、もっと画素数を!と叫んでるデジカメユーザと変わりないし、かつて見られた(今も)レンズ解像度信者と全く同じ精神構造だ。それが例えば、病理学写真であったり、測量であったり、高解像度であることに意味のある利用法ならまだいい。大体において解像度信者の撮る写真とやらは、高解像度である必要が全くないくずのような写真である。あるいはカミソリのようなピント面に命を賭けたが如き、写真のためのレンズなのかレンズのための写真なのか判らないゲテモノを量産する。アマチュア写真と云うより、もはや児戯である。こんな児戯を見て喜んだり貴んだりする輩が多いせいで、日本の写真界は底辺からどんどん腐ってきているような気がする。
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Contax II + Topogon 4/25. Tri X
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by y_takanasi | 2007-12-29 13:53 | Topogon4/25

欲しいのは?

 たまに欲しくなるカメラボディはあるけれど、欲しいレンズとなるとこれがもう、ほとんどない。コレクションに不可欠なコンタックス用ビオター2/4cm、これは時々見かけるが、ファインダーがないのでいつも見送りだ。他にはM42のシュピーゲル・オプイェクティフ4/500と5,6/1000。まずまったく使う機会はなさそうだけど、東独イェナツァイスの最高峰として押さえておきたい。他には、うん、もうほんと、何もないな。あ、マクロプラズマート2,7/3,5cm? 勿論コンタックスマウントの。リストでしか見たことないや。
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Contax II + Topogon 4/25. Tri X
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by y_takanasi | 2007-12-24 00:18 | Topogon4/25

キエフとクロコン

 写真工業の12月号でTさんが相変わらずのT節を炸裂させているのが面白い。彼はクロコンの讃美者だから、その流れでキエフを褒めるのは当然だ。今号の記事ではキエフ、と云うよりイエナコンタックスの誕生経緯が描かれているのだが、これはかつてフンメル氏が残した説に若干の詳細を付加するものである。結論から云えばキエフはやはりコンタックスのコピーである。より正確に云うと、コンタックスのコピーであるイエナコンタックスそのものである。だからその出自は紛れもなくドイツでありツァイスであって、フェドとはワケが違うのだ。そんなキエフだから、性能がいいのは当たり前だ。レンズだってツァイスの設計でツァイスの技術者が指導したのだから、ライツやその見よう見まねで作ったフェドなんかよりずっと優れている。ソビエトの凄いところは、その技術をちゃんと継承し、作ってもらった生産ラインを拡大しながら、実に40年も維持発展させ得たことだ。何も新しいものを作るばかりが技術力ではない。日本人は独創性に欠けるコンプレクスがあるせいか、この辺りを軽視しがちである。

 それにしてもTさんがことあるごとにM型ライカをこき下ろしているのは、いつもながら痛快だろう。即ち一眼式RFカメラは1936年のクロコンをもって完成を見たのであり、M型はとどのつまり、クロコンのエピゴーネンでしかない。ライカの自殺とは云いすぎにしても、降伏に等しく、機能とデザインにおいて完全にクロコンの軍門に下ったのである。だからわたくしは、M型ライカのMはマゾヒスティクのMだと思うのだ。
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Contax II + Topogon 4/25. Tri X
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by y_takanasi | 2007-12-23 00:24 | Topogon4/25

つづき

 で、コンタックスだ。こいつのシャッターは縦走りのメタルフォーカルプレンである。戦後ほぼすべてのFPシャッターが縦走りで金属製になったことを考えると、1932年当時のこの機構は先見的だった。しかもこのシャッタはよくあるドラム式シャッターとは違って、先幕と後幕の間隔を予め決定した上で、これを同時に走らせる。丁度大昔のスリット式FPシャッターと同じ原理だ。だから他のドラム式シャッターのように、先幕より後幕が少し速く走ってしまったり、その逆になったり、することがないので露光ムラが発生することもない。露光時間は幕速とスリット巾によって決定され、この2つのセッティングを僅か1枚の円盤の角度によってコントロールする。もちろんこの先には頭の痛くなるようなギアの配列があるわけだが、この複雑で強迫的なシステムもすべて利用者の利便に奉仕しているのであって、決して設計者の独善的な嗜好によるものではない。しかもこれだけ手が込んでいながら、その対衝撃精度は比較的高く、より構造のシンプルで壊れにくいと云われているライカよりも(特に距離計精度において)頑丈なのである。実際わたくしはクロコンもバルナックもM3も床に落としたことがあるが、狂いが出たのはライカのほうだった! だからキャパが戦場にクロコンを持ち込んだのは、賢明なことだったのだ。
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Contax II + Topogon 4/25. Tri X
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by y_takanasi | 2007-12-08 05:36 | Topogon4/25