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評議会連邦

 中判には転ばない、と云ったくせに、最近サリュートSが面白くて仕方ありません。しかもハッセルブラッドは厭だ、とも云ったはずなのに、そのハッセルコピーのサリュートです。あの、バシューンというシャッター音とか、寸胴のハコの手触りとか、ウェストレベルファインダーの見え方とかが、妙に撮影意欲をかき立てるのです。あるいはこれが、ソビエトコピーものの魔力なのかもしれません。
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Saljut S + Mir 26V(3,5/45). Tri X
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by y_takanasi | 2005-09-29 23:58 | MIR-26V*

レンズの評価

 わたくしはシロートだが、シロートなりにレンズの評価をするときには、必ずモノクロを撮ってからするようにしている。よく云われるように、大伸ばしにしないと本当の性能は判らない、という意見にはしかし懐疑的だ。大伸ばしが常態のひとならそのほうがよいに決まっているが、大抵はサービス判かせいぜい2Lどまり、であればそのサイズで判断したほうが、そのひとにとっては──そして多くのアマチュアにとっても──適切である。

 モノクロで評価する、というのも、もちろん、モノクロ主体の写真趣味であるからなのだが、もうひとつ、カラーに関するレンズの描出力は、多くの場合プリントで大きく左右されてしまうからでもある。はっきり云って、微妙なカラー描画力の差異は、カラー写真主体の撮影スタイルだとしても、どーでもいいことなのだ。

 よく雑誌やウェブサイトなんかで、シアンに転ぶからこれこれのフィルターが必要だとか、暖色傾向にあるのでポートレイトに向いているとか、書いてあるのを目にすると、お前らばかか、と思うのだ。パンコラー1,4/55みたいにまっ黄色になってしまうのは別として、カラー写真なんかプリント時にいくらでも補正は利くし、まして最近のデジタルラボ処理なら大した手間もかからない。リバーサルにしたって、スライドで鑑賞する場合はともかく──でも今時、学術目的以外でそんなことするやついるのか?──大半はPCに取り込んで眺めるのがオチだ。原版がシアンに転ぼうがイエローかぶりしようが関係ないではないか。

 こーゆうのは字数を稼ぐためのライターの手抜きか、レンズ描写に詳しいことをひけらかそうとして無知をさらけ出しているだけのことだから、マジメに取り合ってはいけないのだ。
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Saljut S + Mir 26V(3,5/45). Tri X
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by y_takanasi | 2005-09-26 17:36 | MIR-26V*