カテゴリ:C-Sonnar1,5/50ZM*( 4 )

いちご

 F1,5の50ミリレンズが4種類、手許にある。古い順にゾナー、ズマリット、ノクトン(プロミネント用)、そしてCゾナーだ。このうち間違いなく性能の一番良いのはCゾナーなのだが、開放となるとちょっと違う。Cゾナーの開放はかつてのF2ゾナーのように、ソフトフォーカスレンズのような絵を作るのだ。これに比べると旧苺ゾナーは開放からくっきりと輪郭を見せる。ただしそれはカミソリのような鋭さではなく、手斧(なんで「ちょうな」で変換できないのか、どーでもいいけど)でぶった切ったかの荒々しさである。

 ノクトンの開放はもう少し甘い。ややフレアを伴ってコントラストの低い、穏やかな絵を作る。最高の癖玉はズマリットだ。コントラストは決して低くない。ピント面はこの時代にしては驚くほどシャープだ。だがそこから前後のボケ方が半端じゃない。ひどい時はただボケるのではなく、ぐちゃぐちゃにかき回したかのような暴れ方をする。画面に気を使うのである。それでもズマリットは、なかなか優秀な玉である。ズミクロンで無難な絵をつくるより、ズマリットの手綱を少し緩めて走らせたほうが、結果的に面白い。
d0044379_20421698.jpg

Leica M3 + C Sonnar 1,5/50ZM. AIKO LIGHTPAN 100 SS
[PR]
by y_takanasi | 2006-10-14 20:42 | C-Sonnar1,5/50ZM*

江戸の仇を長崎で

 行ってきました。性懲りもなくフナ釣り。出だしはぼうずと幸先悪いも、午後の河岸でともどもダース上がったので良し。型も10サンチから20サンチまでと良し。珍しくコイがかからなかった代わりに尺余りのワタカがかかる罠。
d0044379_18572843.jpg

Leica M3 + C Sonnar 1,5/50ZM. Kodak GOLD 200
※写真は本日の釣果ではありましぇん。
[PR]
by y_takanasi | 2006-09-30 18:58 | C-Sonnar1,5/50ZM*

でじらいか

 ライカがいよいよM型デジカメを投入するらしい。M8。M7DでもMDでもない。ものごとの順番からすると、ついに銀塩訣別なのか。今さらどーでもいいけど。

 いずれにしても、デジカメは家電だからライカ純正となると逆に不安だ。もちろん中身はどこぞのOEMだろうが、それならライカの名前で値段が上がるより、エプソンなりパナソニックなりのブランドで出してくれたほうが安くなってありがたい。サムスンだっていいぞ。何度でも云うが、デジカメは精密機械ではなく、家電なのだ。
d0044379_11594394.jpg

Leica M3 + C-Sonnar 1,5/50ZM. Kodak GOLD 200
[PR]
by y_takanasi | 2006-09-17 11:56 | C-Sonnar1,5/50ZM*

新ゾナーF1,5

 新品のレンズを買うのは8本目になる。Y/C、G、M42と来てZM2本目だ。C Sonnar 1,5/50ZM。この「C」とゆうのはなんだかよく判らない。まさかCoatedでもあるまい。そこでZeissのサイトを見てみると、なんとCompactなんだそうだ。云っとくけど旧ゾナー1,5/5cmよりでかいぞ。

 今時のレンズには珍しく、後群が接合トリプレットだ。さすがに旧第2群は分割されて間の凸レンズは姿を消した。ここらは現代ゾナーらしい。このレンズの面白いところはわざわざ開放F値が1,4ではなく旧来の1,5に設定されてる点だ。無駄なこだわりとも云えよう。この僅か0,1の差が設計にどう影響してるのか、なんてことはどうでもいい。わたくしが現代レンズに求めているのはそんなことではなく、カラーネガで心置きなく使えて気軽に振り回せる、ということだけだ。細かい描写性能とか、機材とのマッチングなんてことはどうだっていい。ただひたすら実用に徹する。デジカメと同じ感覚なのである。大体外観ひとつとってもまるで色気ないじゃないか。黒鏡銅にしたのはそのほうがまだマシだからだ。残念だが白鏡銅は安っぽさが全面ににじみ出ている。かつてのGレンズより品がないのである。ここらはコシナに気合いを入れてもらいたい点だ。
d0044379_11545312.jpg

Leica M3 + C Sonnar 1,5/50ZM. Kodak GOLD 200
[PR]
by y_takanasi | 2006-09-16 11:54 | C-Sonnar1,5/50ZM*