カテゴリ:Summar2/50( 11 )

ふっかつののろし

2月ですよ。
それももう中盤!
ふっかつどころじゃないっての。

溜ってたプリントのスキャンが終わったので、これから本稼働です。
でも肝心の言説()のストックがないと云うね。
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Zorkii 3 + Summar2/50. Tri X
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by y_takanasi | 2013-02-11 14:22 | Summar2/50

硝子

明治大正期の建物をいくつか観て回るとすぐに気が付くのですが、例外なく硝子の平面性が悪いのです。
うねうねと波打っているのですね。
一部割れたせいで近年入れ替えた硝子とごっちゃになっていても、一発で判ります。

これは吉川英治記念館ですが。
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Zorkii-3 + Summar 2/50. Tri X
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by y_takanasi | 2012-04-29 19:27 | Summar2/50

みちなかば

まえもうしろもおなじだけつづくみち。
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Zorkii-3 + Summar 2/50. ILFORD DELTA 100
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by y_takanasi | 2012-01-27 18:26 | Summar2/50

Zeiss Ikon A-G. Dresdenふたたび

このブログの正式名称は「座椅子遺恨ですねん」です。
わたくしの気紛れで語尾がどんどん訳の判らないことになってきていますが、
正式名称はあくまで「座椅子遺恨ですねん」です。
そんな名前だった時代なんか知らねえよと仰る方もいらっしゃいますが、
エキサイトブログ以外からのリンクは「座椅子遺恨ですねん」でおねがいいたします。
今日の絵だってツァイス・イコンにかすってもいねえと思われることでしょうが、
どう思われたってこのブログは「座椅子遺恨ですねん」なのです。
こんなこと割とどうでもいいとおもってるのですが、
「座椅子遺恨ですねん」をアピールしてみたくなった丈です。
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Zorkii-3 + Summar 2/50. ILFORD DELTA 100
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by y_takanasi | 2012-01-19 17:33 | Summar2/50

さらに

数年来の持病も頻発し出してがたがたなのです。
まちに出て絵を撮りたい。
おうちで撮るのはねこばかり。
よりによってDiaxにフィルム詰めちゃったから寄れないし。
もちろん接写キットがあるのは知ってる。
でもなかなか市場に出て来ないんだ。
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Zorkii-3 + Summar 2/50. ILFORD DELTA 100
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by y_takanasi | 2012-01-16 18:17 | Summar2/50

ぐだぐだ

昨年ラボに出したフィルム引き取りに行かなきゃ…
だいたいこの絵夏のだし…
んあー。
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Zorkii-3 + Summar 2/50. ILFORD DELTA 100
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by y_takanasi | 2012-01-12 20:45 | Summar2/50

まいどのことながら季節感なし

 わたくしはクリスマスと云う宗教行事はすきだが、クリスマスを名乗る商業行事は嫌いだ。あの浮ついた雰囲気に気持ちが悪くなる。大体毛唐の習慣に便乗して要りもしないサービスやらモノやらを押し付ける連中も気に入らないし、それを有り難がって押しいただく大衆にも反吐が出る。でもよく考えると、これは祭りであってハレの世界なのだ。きっかけは盆でも降誕祭でも構わない。それが日本古来のものであるかどうかは関係ない。お祭りでさえあれば良いのであって、日本人はとにかく祭りがすきな民族なのだ。そう考えるとまあ、このばか騒ぎも眺めてるぶんには悪くはないかな、と思えてくるのが不思議だ。勿論、そこに参加したいとは思わないけれど。
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Leica M3 + Summar2/50. ILFORD DELTA 400. MGW 1K. (2005)
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by y_takanasi | 2010-01-01 11:43 | Summar2/50

クラカメの研究という遊び

 クラシックカメラに関する研究というのは、これは一種の考現学である。前世紀の後半から始まって、まだ日は浅いがその文献資料はかなりの量に上っている。もちろん、1次資料も数多い。そうして通説という幾つもの定見が巷間に流布して、これに導かれ、また惑わされることも多い。文献というのは先人の知恵の蓄積であり、これをひとりびとりが逐一検証することは不可能であるし、時間の無駄でもある。そもそも万事がその調子では、人類文明科学技術は発展しない。それにも拘らず、世紀の発見や発明は先賢の知恵を転覆することで成し遂げられてきた。それは偶然であったのか。恐らくはそうである。すべての先人の知に疑いの眼を向けるというアルゴリズム的手法は、確実ではあっても時がそれを許さない。それゆえ多くの発見は偶然とヒューリスティクスによってなされたのであり、結果的に幸運の女神に愛された者だけの手にそれは帰したのだ。

 クラカメ考現学の中にも、この手の罠が待ち受けている。すべての通説は覆される可能性を秘めているが、さりとてすべてを疑う必要もない。先人の知恵は、ただそれだけでも尊重する価値がある。だが、あなたの経験と興味の集中とがそこになんらかの綻びを見出したのなら、新しい発見が待っているのかもしれない。
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Leica M3 + Summar 2/5cm. ILFORD DELTA 400
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by y_takanasi | 2005-12-04 20:37 | Summar2/50

Summar

 ズマールはボケ玉だとは、どこのどいつが云ったのか。わたくしはライツのレンズ中、このズマールが一番すきだ(そんなに多くの玉は試していないが)。決してシャープではないけれど、繊細で階調の豊かな絵は、時として当時のライバル、ゾナー2/5cmの絵を情感において上回る。巷間の悪評は前玉が拭き傷だらけの程度の悪いレンズしか使ったことのない連中によって流されたものだ。そんな状態のレンズなら、ゾナーだろうがズミクロンだろうが、でろでろの絵になるに決まっている。

 ズマールは正しくDIII以降の戦前バルナック型ライカで使うのが美しい。沈鏡胴のちょっと口をとんがらせたデザインが、でこぼこの多いボディによく合っている。でもクロコンを愛してきたわたくしには、ほかの焦点距離ならいざ知らず、5サンチ玉で距離計とビューファインダーが別々なのは、正直云って面倒くさい。そのため横着してM3に装着することのほうが多く、恰好は少しくまぬけになるけれど、M3に5サンチの組み合せは実に気持ちよいから、まあ、許せるとしよう。じゃあバルナックはどうするのかって? 3,5サンチエルマーを付けるのだ。
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Leica M3 + Summar 2/5cm. ILFORD DELTA 100
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by y_takanasi | 2005-07-28 23:45 | Summar2/50

戦前の3本の2/5cmレンズ(その2)

 この新参者の攻勢に対し、翌1933年ライツは早くも防衛策を打ち出した。低速シャッターを装備したライカDIIIの登場と、ズマール2/5cmの投入である。いわゆるダブルガウスタイプのズマールが、なぜトリプレットの変形ではなく、リーのオピックレンズに端を発するこの途を採ったのか詳らかにしないが、マックス・ベレクにはガウスタイプについての論考も多くあるから、慣れた手法によったのかもしれないし、あるいはゾナーによってトリプレットの行く先を指し示された結果、否応なくガウスタイプの展開を模索したがゆえの論文の多さかもしれない。いずれにせよ、ライツとベレクがガウスタイプを選択したことは、この時点でまだ幾分かの制約事項(例えば界面反射の問題)を伴っていたとは云え、大口径レンズの発展について先見の明を有っていたとも云えよう。

 ライカ判カメラにおける最初の本格的なダブルガウス型のレンズ、ズマール2/5cmは、しかしそのライバル(ゾナー2/5cm)に対して空気境界面が8つもあるというハンデを背負っていた。コーティングのない時代、この空気界面の存在は画質に悪影響を及ぼすフレアの原因として忌まれており、一面につき約5%の光が失われるか乱反射するため、8面ともなれば1/3以上の入射光量がフィルムに正しく到達しないことになる。ツァイスはこの界面数に制限を設けていたと思しく(例としてヘラーの設計手順)、ビオゴンとオルトメターを除く戦前のコンタックスレンズはすべて6面以下だった。ゾナーがその驚くべき鮮鋭度と明るさを有ちえたのも、「貴方のカメラの鷹の目」テッサー同様、6面に抑えたお陰でもあった。

 このハンデにも拘らず、しかしズマールは12万本を売った。ヘクトール2,5/5cmが1万本に満たなかったことを考えると、ただ単に明るかったがためだけとは思われない。実際空気界面による損失量を考慮すれば、ズマールの開放F値は2,8に近かったはずである。今日残るズマールの多くは、フロントエレメントの硝材が柔らかいせいもあって状態の悪いものばかりで、このため新品当時の性能を発揮し得ていない。このような個体の写りの悪さがズマールの評判を落としているのだが、それはベレクの思いもよらないことだったろう。コンディションの良い、あるいは後世再研磨コーティングされたズマールの写りは決してゾナーに劣るものではない。確かにシャープネスでは一歩を譲るとしても、画面全体に亘る穏やかで繊細な描写は他の何ものにも代え難いはずだ。ライツ──ベレクの選択は間違ってはいなかった。それはズミタールを経てズミクロン2/50において完全に証明される。
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Urayasu, Leica M3 + Summar 2/5cm, ILFORD 400 DELTA PRO
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by y_takanasi | 2005-05-23 06:18 | Summar2/50