カテゴリ:Elmar4/90*( 2 )

取り外し可能

 ライツのレンズには一部不思議なモノがあって、レンズヘッドがヘリコイド部からそっくり抜ける。これはどうやらビゾフレックスや接写装置に付け替えて使うものらしい。不思議だ、と書いたのは、それがバヨネット式でなくねじ込み式であるからで、一体、SLRならまだしも、RFカメラで、シロートがほいほいとレンズヘッドを取り外しできてしまうのはいかがなものか。確かにバルナックライカのマウントはねじ式だから、どのみちそこで誤差は生じてしまうだろうが、その誤差発生箇所を増やす必要もあるまい。ましてM型ではせっかくバヨネットにして精度向上させたのに、相変わらずねじ込み式のレンズヘッドで、しかもそれを取り外しするような使用法をユーザーに許していたのは、よほど工作精度に自信があったとしか思えないのだが、しかしレンズ本体の実焦点距離を単一に追い込めない(追い込まない?)割には、強気である。
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Leica M3 + Elmar 4/9cm. ILFORD DELTA 400
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by y_takanasi | 2005-09-13 09:57 | Elmar4/90*

Elmar 4/9cm

 友人に、エルマー4/9cmはテッサータイプの傑作だ、と吹き込まれたので、このあいだ入手してみた。傑作かどうかはよくわかんないけれど、開放F値を抑えているせいか、描写はなかなかに良い。ディアックスのテレ・クセナー(すいません、照れくせえなあ、とゆうおやぢギャグを考えたのはわたくしです)3,5/90もテッサータイプで、両者の傾向は似ているような気もする。

 このエルマーでちょっと困るのは、鏡胴が細身だと云うことだ。長さもあるのでどうしても一眼レフのようなホールディングになるのだが、ピントリングが滑らかに過ぎてすぐにずれてしまう。トルクの問題もあろうが、もう少し後ろのほうまでリングを伸長してほしかった。そうすれば今より深くホールディングすることができて、鏡胴に入る力も小さく済む。今のままだとレンズの中央付近を指で挟むことになり、構えが浅くなってどうしても重さが指のほうにかかってしまうのだ。

 M型に装着した恰好は残念ながらあまり見栄えのするものではない。コンタックスIIIにゾナー4/13,5cmをつけたようで、ちょっとばかりおまぬけだ。でもM3の90ミリフレームは見やすく、その点ではベストマッチングだろう。
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Leica M3 + Elmar 4/9cm. ILFORD DELTA 400
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by y_takanasi | 2005-07-14 10:14 | Elmar4/90*