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しとしとと

 もひとつ、誤用がもはや誤用とは認識されなくなってしまった代表例に、雨模様と云う言葉がある。よく、生憎の雨模様、なんて云い方をするが、まったき晴天が期待されているのでない限り、雨模様は特別生憎でもなんでもない。勿論雨模様とは雨が降り出しそうな気配を指すのであって、まだ雨は降っていないのだ。雨粒が落ちてきたらもうそれは雨模様ではなく、雨である。だから雨模様が続く限り傘は必要ないし、レースはドライコンディション、おんもでBBQも出来ようと云うものだ。雨模様、個人的には嫌いである。降るならきっちり潔く盛大に降って欲しい。
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by y_takanasi | 2009-02-19 22:58 | Planar1,4/55

進化

 とんでもございません、と云う誤用を時々耳にする。辞書によっては誤用と断り書きを入れた上で、その存在に寛容ですらあったりする。とんでもございませんの原型、とんでもないの言語構造は「とんでも」+否定の「ない」、ではない。これは一語の形容詞だ。美しくない、とは構造が違うのである。だから一語の形容詞、例えば「汚い」と同じだと考えれば、「とんでもございません」が間違いだとすぐに判る。きたない、を丁寧に云おうとして、きたございません、とは云わないだろう。勿論言葉は生き物であり、人類が生み出した秩序の中で最も民主主義的な代物であるから、目の前で口にされても笑って聞き流すのが処世術と云うものだ。しかし言葉を生業とする人間がこの手の誤用を頻りにするのはどうだろうか。それこそ、とんでもございませんことよ。
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by y_takanasi | 2009-02-17 20:23 | Planar1,4/55

橿原の宮に

 mixiの日記キーワードを見てて気になったことがある。即ち昨日の紀元節のことだが、みんな建国記念日と書いているのだ。これは右から見ても左から見ても、由々しき間違いである。祝日法および政令によれば2月11日は建国記念の日である。たった1文字の違いだが、用語は正しく用いねばならない。建国記念日なんて言葉は、少なくとも御一新以降、一度も公的に用いられたことはないのだ。そしてそれが単なる事物を指すものならいざ知らず、公的祝祭日を指すのであれば、勝手な造語を濫りに使用すべきではなかろう。
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by y_takanasi | 2009-02-12 20:59 | Travetar3,5/35

ウァレンティヌス

 今年は逆チョコが流行らしい。いや流行らせるらしい。大体が商法として始まったイベントなんだから、逆でも別段驚きゃしないが、この不景気、とにかく売り捌きたい意図が見え見えではある。いずれにしてもチョコ好きのわたくしとしては、この季節菓子売場に行くのが何となく気恥ずかしくなるので困りものだ。

 ところで3ヶ月前に切ったネームが丁度逆チョコネタだった。コレが一般化しちゃうとネタがネタにならなくなるので、なおさら困りものである。鉄は熱いうちに打て、てか。
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by y_takanasi | 2009-02-10 22:17 | Travetar3,5/35