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規制のゆくえ

 どのような表現、あるいは活動領域においても、一部の無法者によって世間一般の悪印象を助長し、ひいては規制強化へと繋がることが多いのはやり切れない。勿論無法者が悪いのは当然だとして、恰も個の責任を全体に負わすが如き規制スパイラルには納得がゆかぬ。ことは業界、社会の自浄努力の問題ではなく、あくまで無法者個体の問題なのである。それを活動領域そのものを拘束しようとは、臭いものには蓋をしろと云わん許りの姑息な手段であり、むしろ立法、ルール制定側の怠慢と断言しても良い。そうして枠を嵌める側は、自分たちには関係のない領域だと思うと、ことの単純且つ拙速な落着を図るが、その大半は想像力欠如に基づいた将来的な自縄自縛に陥る結果となろう。

 人間が社会生活を営む上で、おのれに関係のない領域などほとんどないと云って良い。そんなことを何の疑念もなく云えるとすれば、それはもう間もなくこの世から退場する人間くらいだろう。そうしてなお困ったことにこの日本は、有権者に占めるこの種の人間の割合が益々増えてゆく状態に置かれているのだ。
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Contax II + Biometar2,8/35 T. ILFORD XP2 super
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by y_takanasi | 2013-11-23 23:24 | Biometar2,8/35

殺伐としたTLに猫が!

いや、なんでもない。
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Petri PENTA V6 + Petri 2,8/35. SUPERIA X-TRA 400
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by y_takanasi | 2013-11-17 20:22 | Petri2,8/35

考える葦ペン

日々、筆の衰えを強く感じるようになると、書けなくなった作家が悲観して命を絶ちたくなる気持ちが判らなくもない。わたくしは文筆をもって口に糊する者ではないが、かような立場であるのにも拘らず、筆の衰えに恐怖を感じるのだから、それを生業とする者の絶望や如何ばかりであろう。

わたくしにとって書くということは、考えるということと同義である。つまり書けなくなるという事態は、考えることができなくなるということだ。凡そこれまで惰性で生きてきたようなものだが、これからなお惰性に弾みを付けて生きるのには耐えられぬ。従ってこの先にあるのは、書くか、死ぬかのいずれかである。もとより小心者であるからして、死ぬることは考えられぬ。すなわち書くほかないのである。それがいかに劣化しようとも、だ。
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Contax II + Biogon 2,8/3,5cm ILFORD XP2 super
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by y_takanasi | 2013-11-09 17:00 | Biogon2,8/35