くろこん

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特に意味はない。

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Contax II + Biometar 2,8/35 T. ILFORD XP2 super
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# by y_takanasi | 2013-05-29 23:25 | Biometar2,8/35

フィルム現像

 TCNが終了して以来、ILFORDのXP2 superはほぼ唯一のC-41プロセスモノクロフィルムとなった(ほぼ、と云うか、他を知らない)。途中、KodakがBW400CNを出していたけれども、プリントする身からすると、アレはすこぶる扱いの難しいフィルムで、そうこうするうちにKodak自体がチャプター11の適用を受けて、フィルムどころの話ではなくなってしまった。

 ところでTCNにしろXP2にしろ、その利点は町なかのDPE店で気軽お手軽に現像できることにあった。とりわけモノクロフィルムの自家現像をしない横着者にとって、これはたいへん便利なシロモノだったのだ。だがそれも、5年ほど前までの話、今やフィルムユーザそのものが激減して、店頭スタッフはおろかマネージャクラスでもC-41処理のモノクロフィルムの存在を知らないらしい。結果その都度客のこちらが説明するはめに陥る。煩わしいことこの上ないのだけれども、しかし逆の立場で考えると、そんなめんどくさいフィルム持ってくんなよ、と思うに違いない。写真店に働くからには写真は好きなんだと思いたいが、フィルムまですきだとは限らない。むしろフィルムなんて滅びてしまえ、とまで思われているかもしれないのだ。実際のところ、今時フィルムカメラユーザなんて、ジジイかオタクのどちらか、もしくはその両方でしかないのだから。
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Contax II + Sonnar 2/8,5cm T. ILFORD XP2 super
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# by y_takanasi | 2013-05-27 21:18 | Sonnar2/85

滅び

 閉店や廃線間近の店舗や路線が、陳腐に「別れを惜しむ」と形容される集団によって一時の盛況を見せる度に、最後の輝き、あるいは徒花と云う言葉を思い出す。その集団の中に本来のファンは、ほんの僅かしかいないだろう。大部分は「別れを惜しむ」イベントが大好きなだけのお祭り人間である。彼らには往古の有様などどうでもよく、まして復興の可能性にはまったく興味も持たず、ただ目の前の消えゆく光景をもって感傷に浸ることができれば満足なのだ。いや、感傷と云うよりは感興と云うべきか。それは哀しみではなく、愉悦なのだから。彼らはただその対象を食い潰すだけで、あるいはその後に来るかもしれない再生には決して力を籍さない。彼らはその意味でもハゲタカであり、ハイエナである。彼らが欲しいのは、その場限りの美しい想い出だけなのだ。これが桜大好きな日本人のメンタリティなのであろう。
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Contax II + Sonnar 1,5/5cm. Tri X
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# by y_takanasi | 2013-05-25 20:47 | Sonnar1,5/50

終わりなきたたかい

ホントに終わりみえなかったらココロ折れる。
ダナイスとかシジュポスとかムリ。
(カテゴリ移動が終わりません)
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Exa ver.4 + Lydith 3,5/30. Tri X
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# by y_takanasi | 2013-05-23 20:43 | Lydith3,5/30

ひととして木が好きなのはもうしょうがない。
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Contax II + Biogon 4,5/21. Tri X
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# by y_takanasi | 2013-05-22 23:29 | Biogon4,5/21

はらいたに3000点

……なんでもございません。

前回あんな記事を書いたそのペン先も乾かぬうちにこんな組合せ(アダプタじゃないけど)。
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Kiev 4am + W-Nikkor 3,5/3,5cm. Tri X
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# by y_takanasi | 2013-05-20 19:49 | W-Nikkor3,5/35

鑁阿寺

ニュース見てたら鑁阿寺の本堂が国宝指定へとかで、
一昨年行ったときの写真を出してみるなど。
本堂前の大銀杏。
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Contax II + Biogon 4,5/21. Tri X
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# by y_takanasi | 2013-05-17 20:01 | Biogon4,5/21

なんというか

ちうとはんぱです、いろいろと。
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Exa ver.4 + Lydith 3,5/30. Tri X
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# by y_takanasi | 2013-05-16 22:04 | Lydith3,5/30

云うだけタダ

モノクロ写真を撮り出して十余年、わたくしは自家現像をしてこなかった。元来が怠け者だから、ラボがそこにあるのに自分でどうこうするのは正気の沙汰じゃない、とさえ思っていた。大伸ばしにするにしても、たまたま職場の近くにあったラボの職人がいい腕だったから、自分で焼く必要性を感じていなかった。だからとうとう暗室を構えるのを余儀なくされたのは、事務所の転居によるところが大きい。とは云っても、自ら作業するのは引き伸ばしだけである。モノクロプリントに於ける二本柱の1本、フィルム現像は相変わらずの他人任せでここまで十年、やってきた。それも愈々、手を付けなければいけない秋が来たようだ。もちろん、悲愴な決意をするようなことでもないのだが。
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Exa ver.4 + Lydith 3,5/30. Tri X
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# by y_takanasi | 2013-05-14 21:21 | Lydith3,5/30

ライカだから

 ちょっと前に書いたことだけど、たまに「ライカだからいい写真が撮れた」と云った類の台詞を聞くことがある。わたくしはこの言葉自体をとかく貶そうとは思わない。ここにはあるひとつの経験的事実が含まれているからだ。それは端的に云って、自己暗示の力である。

 写真の良し悪しは100%腕で決まる、とかつてわたくしは主張した。そこに機材(カメラとレンズ)の関与する余地はない。では何故に冒頭の言葉を否定しないか。それはこの台詞が写真の出来を単にライカ(機材)の性能のお陰と考える他に、ライカを使うことに拠る昂揚感の影響を含意するからである。そう、後者においてはそれが真性ライカである必要すら、実はない。撮影者が己れのカメラはライカだと信じてさえいればよいのだ。自分は世界に優れたる写真器材でもって撮影に臨んでいる、その意識が感覚を鋭敏にし、普段覚知しない美を認め、機を過たず捉えるのである。これが自己暗示の力であり、ライカなるブランドの力だ。従って勿論ここには大きな陥穽がある。それは当然ながら、ライカ信者でなければ効果はないと云うことだ。ライカになにがしかの伝説的尊崇がなければ、この昂揚感は得られない。ただし案ずるなかれ、それがニコンでもハッセルブラッドでもローライでも大ツァイスでも、あなたがそれらの信者であれば自己暗示の恩恵を受けるであろう。
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Contax II + Biometar 2,8/35 T. ILFORD XP2 super
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# by y_takanasi | 2013-05-12 17:54 | Biometar2,8/35