別のところで詳細は書いたが、わたくしの右手、全治1か月の怪我は2ヶ月の大台に乗った。それも当然と云えば当然で、掌に刺さっていたのは1、2ミリのトゲなんかではなく、2サンチの小枝だったのだ。それではいくら揉んでも押し出される訳もなく、血膿もひっきりなしに出てくると云うものだ。掌の皮は始終伸縮する(させる)ものであるから、ここの切り傷はなかなかくっつきにくい。今回の切開手術では4針縫っているので、取り敢えず引っ張られて傷口が開くと云うことはないものの、ぐーぱーするとそれなりに痛むし、重い鞄ひとつ持つことも難しい。加えて箸やペンを持つことくらいはできるが、微妙な調整ができないので、絵を描くことはもとより、文字も満足に書けない。これは甚だ都合が悪い。仕事で筆記する機会は少ないとは云え、ワープロ初心者みたいな1本指打法では、時間がかかってしょうがないのである。おまけにマウスの操作がかくかくするので、フォトショもイラレもろくに使えん。
ぐろ絵のお口直しに、昔の絵。
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