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ノンコートびよごん

 通称Big-Tailのビオゴン3,5cmは2本だけ所有している。1本は戦前のもので、もう1本は一般に戦中または戦後すぐの製造と看做される、Tコート付きだ。後者を手に入れてからはそれ許り使っていたので、この間は前者(これをノンコート玉と俗称する)を持ち出してみた。経験上、ノンコートビオゴンは斜光、逆光に極めて弱いので、フードは必須、純正は持っていないからハクバの40,5mm広角用を使う。そして露光は出た目より1段ほど多めにする。これで大体狙った濃度のネガができる。自分で焼くようになって思い知らされたのは、正しい(と云って語弊があれば適切な)ネガを作ることの大切さである。なに、大切と云って大仰ならば便利さ、とでも云おうか。つまり、それだけ後の工程が楽になるのだ。そんなこと、教則本にだって書いてある基本中の基本じゃないか、と云われるだろうが、アタマで判ってるのと実践するのとでは大きな径庭がそこにある。失敗することが許されるのなら、一度は失敗してみたほうがよく理解できると云うことだ。
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Contax II + Biogon 2,8/3,5cm. ILFORD DELTA 100
by y_takanasi | 2011-11-29 19:25 | Biogon2,8/35


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