Meyers

 中級または廉価版と云う位置づけに惹かれて、なんとなくかき集めてしまったのが、エキザクタマウントのマイヤー玉である。広角は29ミリから望遠500ミリまで29種類あるうち、12本が手許にある。フーゴ・マイヤー・ゲルリッツは元々望遠系に強いメーカーだったので、中望遠以下の多くはテッサー型やトリプレットで、あまり見るべきものはない。ただ2本のプリモプラン(58と75)とリディート3,5/30は別だ。

 プリモプランは戦前からあるレンズで、設計者はよく判らない。当時としては大変明るいレンズで、ナハトエキザクタにも供給されていた。開放では軟焦点レンズのようでどうにもぼやあっとしているものの、F4あたりまで絞るとぐっとシャープになる。近距離だと周辺はぐるんぐるんになるくせ玉だ。

 リディート、これも誰の手になるものか知らないのだけれど、開放から高コントラストでシャープなレンズだ。まるで現代レンズのような描出力を有っているが、40年以上も前のものなのである。そうして性能の割にはプリセット絞りと、時代を感じさせる造りをしている。最短撮影距離は33サンチだから、まあ、平均的な広角レンズだろう。非常にコンパクトで、プリセット絞りに慣れてしまえば使いやすいレンズである。
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EXAKTA RTL1000 + Lydith 3,5/30. ILFORD DELTA 400
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by y_takanasi | 2005-08-26 18:39 | Lydith3,5/30


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